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ビュー関連

ビュータイプ名

ブラウザの見やすさを確保するために、ビューには適切なタイプを設定し、昇順の並べ替え時に見やすいよう、接頭辞に数字を使用します。ビュー名は任意で構いませんが、平面の場合は名前に関連レベル名を含めてください。

ビューごとのタイプ名とビューテンプレート名の命名規則について解説します。

ビューテンプレート名

ビューテンプレート名は接頭にアルファベットを用いることで、ビューテンプレート選択時にキーボードのタイプで対象を絞り込むことができます。ビューテンプレート名に尺度を表したい場合は、「平面図200」などのように「1/」を省略すると名称が冗長になりません。
参考として、次項のビューごとの命名規則のほかに、ビューテンプレートを用意しておくことが多いものの接頭辞を示します。

用途区分 ビューテンプレート名接頭辞
エリア平面 aArea_
集計表 _(アンダーバー)

平面図

ビューのタイプ名に数字を冠しておくことでブラウザの並びが見やすくなります。また、平面はビューの用途が多岐にわたるため、数字で用途をグループ化することを推奨します。同様にビューテンプレートも数が多くなるため、命名を規則化しておくとビューテンプレートのリストが識別しやすくなります。ビューテンプレート名はビューファミリを識別する接頭辞と、用途を表す文字列を組み合わせておくと、リスト上並びがグループ化されるため、見やすさを確保することができます。平面の場合「plan」を表す「p」と用途を組み合すことで、キーボード2文字タイピングで対象が絞り込めます。以下の表中では、「ビューテンプレート名接頭辞」列に推奨する接頭辞を示します。アンダーバーでバリエーションを作成します(例:「p_平面図」)。

タイプ名接頭 用途区分 ビューテンプレート名接頭辞
00~10 作業管理 pWork
11~20 一般図関連(申請・届出図含む) p
21~30 一般図関連(打合せ用など拡張用) p
31~40 詳細図 pDetail
41~50 仕様範囲図 pProp
51~70 キープラン類 pKey
71~80 コーディネーション用 coordinate
81~90 構造用(伏図を除く) S
91~ 生産設計固有 pShell(躯体図床伏、基礎伏、杭伏)
pDoc(施工図平詳)

構造伏図はビューファミリが異なり、ブラウザ上、別にグループ化されるため、別規則を適用します。作業用ビューは個人別に作成する方法もありますが、作業履歴が属人化するため推奨しません。作業するうえで必要なビュー設定がある場合、新たなビューのタイプとして作成しておくと、他者にモデリング上の留意点として暗黙的に周知されるため、こちらの方法を推奨します。作業管理のグループには、例えば、基準面要素間の寸法管理、グローバルパラメータの設定など、モデリングの基準管理用のタイプを含めておくと、モデリングの履歴や意図が見えやすくなります。

天井伏図

平面と異なりビューのタイプがそれほど多くならないため、ビューのタイプ接頭辞ルールは大まかなルールで構いません。ビューテンプレート名の接頭辞も、種類が少ないため、天井伏用であることが分かる程度のルールで構いません。以下に示す「ビューテンプレート名例」は、「ceil」の「c」を用いています。なお構造伏図は構造伏図ファミリにグループ化されるため、ビューのタイプ名については見通しを考慮する必要がありませんが、ビューテンプレートは天井伏にグルーピングされるため、接頭辞でグループ化しておくことを推奨します。以下の例では、躯体図用ビューテンプレート名に、後述する「f」接頭辞を使用しています。

タイプ名接頭 用途区分 ビューテンプレート名例
00~10 作業管理 c_作業用
11~20 一般図関連 c_天伏設計図200
21~30 詳細図 c_天伏詳細設計図
31~ 生産設計固有 cDoc_天井伏施工図
fShell_躯体図見上げ

断面図

断面ビューはモデリングの補助、形状の確認に使用することが多いため、成果イメージ別のタイプ分けのほかに、部位別のタイプ分けを行うと運用しやすくなります。部位別のタイプは、タイプの存在自体が他者にモデリング上の留意点として周知されることになります。このことから、部位別タイプに含まれる断面ビューは、多人数で編集することを想定し、成果品とするビューは含まないことを推奨します。成果品が必要な場合は、成果品用に別のタイプを用意することを推奨します。
躯体図では尺度の異なる断面ビューの作成が予想されるため、階別などでタイプを分けて、それらをまとめて管理することを推奨します。Revitの日本向けツールの建具姿図作成機能は断面ビューとして生成されます。この機能を使用する場合、これを格納する建具姿図用タイプを使用するとブラウザが雑然としません。
ビューテンプレート名については、断面ビューの場合、平面ビューほどはタイプが多くならないため、断面ビュー用であることが分かる程度のルールで構いません。以下に示す「ビューテンプレート名例」は、「section」の「s」を用いています。

タイプ名接頭 用途区分 ビューテンプレート名例
00~10 作業管理 s_作業用断面
11~20 一般図関連 s_断面図200
21~40 詳細図 s_断面詳細図50
41~70 部位別 (混在する)
81~90 構造用(軸図含む) s_構造軸組図200
91~ 生産設計固有 sShell_躯体図

立面図

ビューのタイプがそれほど多くならないため、ビューのタイプ接頭辞ルールは大まかなルールで構いません。ビューテンプレート名の接頭辞も、種類が少ないため、立面用であることが分かる程度のルールでOKです。以下に示す「ビューテンプレート名例」は、「elevation」の「e」を用いています。
ただし、展開図を作成する場合、立面図ファミリにグループ化されるため、タイプを明確に分けておくと見やすさを確保できます。タイルやパネルなどの割付けにも使用する場合があるため、タイプ名で仕分けておきます。展開図のタイプを生産設計固有にグルーピングするかは適宜判断してください。

タイプ名接頭 用途区分 ビューテンプレート名例
00~10 作業管理 e_作業用立面
11~20 一般図関連 e_立面図200
21~ (予備)
31~ 展開図系
(例:パネル割検討)
e_展開図100
e_割付け図50
91~ 生産設計固有 (必要に応じて適宜)

構造伏図

ビューのタイプがそれほど多くならないため、ビューのタイプ接頭辞ルールは大まかなルールで構いません。ビューテンプレート名の接頭辞も、種類が少ないため、構造伏図であることが分かる程度のルールで構いません。以下に示す「ビューテンプレート名例」は、「frames」の「f」を用いています。
構造伏図用は、レベル等のカラーチェック利用を想定し、フィルタなどのビュー設定を用意していますが、ビュー設定管理が煩雑になるようであれば、カラーチェックはリンクファイルで行う方法もあります。

タイプ名接頭 用途区分 ビューテンプレート名例
00~10 作業管理 f_作業用構造
11~20 一般図関連 f_伏図見上げ200
f_伏図見下げ200
21~ (カラーチェック用) f_伏図CC見上げ200
31~ (予備)
91~ 生産設計固有 fShell_躯体図見下げ50

3Dビュー

3Dビューには直交ビューとパースビューがあるため、混在しないようにタイプ管理する事を推奨します。デフォルトでは「パース」「直交投影」という名前のタイプに仕分けられます。その他に「{3D – ユーザー名}」と名前が付く直交ビューが自動的に作成されます。これは各ユーザーの「規定の3Dビュー」であり、選択ボックスツールで使用されるビューになります。よって「{3D – ユーザー名}」という名のビューは、ユーザー追加時に自動的に増えるビューとなるため、それらの格納先タイプとして、デフォルトのタイプを残置する管理が効率的です。これら以外のタイプ管理は任意で構いませんが、作業履歴をビューに残す意味合いで、ビューの使用者属性によるタイプ分けより、用途や部位によるタイプ分けを推奨します。
ビューテンプレート名は3Dビュー用であることが分かる程度のルールで構いません。以下に示す「ビューテンプレート名例」は、「three dimentional」の「t」を用いています。

ビュータイプ名例 ビューテンプレート名例
パース(デフォルト) (適宜)
パース内観検討 t_パース検討用
直交投影(デフォルト) (適宜)
直交躯体確認 t_躯体確認
直交吹抜断面 t_断面確認

集計表

カテゴリ略称を接頭辞に使用するとブラウザが見やすくなります。ただし、集計表に限ってはビュー作成時に自動的にカテゴリ名が付くため、そのまま接頭辞として使用しても構いません。
部材集計に接頭辞を付加する場合は、「P+カテゴリ略称」とします。

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